eラーニングがいろいろひどい、について確認してみた
sumiiの日記より:
http://weblearningplaza.jst.go.jp/
の「情報通信」→「データ構造とアルゴリズムコース」がいろいろとひどい。
だそうだが、他はどうなのか見てみた。
「情報通信」→「プログラミング言語コース」→「6.データ抽象化とオブジェクト指向」には次のようなナレーションがあった。
オブジェクト指向プログラミングでは、ものを表現するプログラムは、クラスとオブジェクトという2つの要素で構成されます。
クラスがオブジェクトでない言語もたくさんあるので、意図したいことはわかるが、クラスとオブジェクトではなく、クラスとインスタンスだろう。
オブジェクトとは、そのクラスの変数に実際に値を代入したものです。
全く意味不明な文です。
生成された直後のオブジェクトは、すべて同じものです。
しかし、インスタンス変数に値を代入することによって異なるオブジェクトになります。
何に言っているの?っていう感じですね。
オブジェクト名の後にドットを付けてインスタンス変数名を記述すると、これはそのオブジェクトの中のインスタンス変数であることを意味します。
前半は文法を言っていて、後半にその意味を述べている、ということだと思うが、オブジェクト名ではなく、オブジェクトを代入している変数名でしょう。
オブジェクトの主記憶装置上の位置を表すデータを参照と呼びます。
主記憶上の位置って物理アドレスのことを言っているとしたら誤りですね。
というわけで、確かにひどいです。