本:「ネコ型社員の時代」

ネコ型社員度テスト

  1. 偉くなるより仕事の腕を磨きたい
  2. それはそうですね。社長にでもならない限り偉くなってもいつも上からのプレッシャーはあるもの。普通の人には到達できない一流を目指したいです。
  3. 仕事では持続力より瞬発力が大切だと思う
  4. 持続力も大切だけど、締め切り直前まで悠々としていて土壇場になってやるのは瞬発力?
  5. 仕事より遊びが好きなのは普通のことだ
  6. あたりまえでしょう。
  7. 集団で同じ行動をするのは苦手である
  8. そうね。疲れるし。
  9. やたらと「会社のために」と言う人は何だか信頼できない
  10. 幸いそういう人は周りにはあまりいないけれど、社長は言っていたかな。
  11. 仕事を楽しめ、と言われても困る
  12. というか、嫌いな仕事/できない仕事は、極力避けるようにしてます。
  13. 「自分を大切にする」ことはいいことだと思う
  14. それはそうでしょう。
  15. いまの若者は夢がない、と言う大人は変だと思う
  16. そういう大人の方が夢がないんじゃないの?若者は夢は夢として持っているが、大人がそれを夢として理解できないのかも知れない。
  17. 自己実現とか考えすぎてもしょうがない
  18. 考えすぎてもしょうがないけれど、「自分の能力・可能性を発揮し、創作的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求」(Wikipediaより)が自己実現欲求なら、それはあります。仕事で自己実現を達成しようとは思わないけれど。
  19. 会社の上司には内弁慶が多いと思う
  20. どうだろう?内でガンガン言う人は外でもガンガン言う人である、との相関は結構高いような気がする。

本を読んでみて全体的に共感する部分が多く、自分は典型的なネコ型社員だなとつくづく思います。ネコは好きだし(飼っていないけど)、子供のころは実家にネコが2,3匹いて、ネコはいいなぁ、いつも昼寝ばかりして、学校にも行かなくてよくて、と羨ましがっていました。

戦後、科学技術が発達して生活が便利になったのは確かであるが、仕事は効率化が進み、余裕どころか、生き残りをかけて益々厳しくなっている。しかし、先進国での経済の発展もそろそろ地球規模で飽和してきているのではないか。精神的な充足が得られ、人々が楽しく明るく生きていける世の中であれば、未来は平坦でいい。

ネコ型社員の時代―自己実現幻想を超えて (新潮新書)

ネコ型社員の時代―自己実現幻想を超えて (新潮新書)